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- Amazon Japan Store: https://www.amazon.co.jp/dp/4478118043?tag=9natreejapan-22
- Amazon Worldwide Store: https://global.buys.trade/CFO%E6%80%9D%E8%80%83-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BC%81%E6%A5%AD%E6%9C%80%E5%A4%A7%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%AC%A0%E8%90%BD%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%87%A6%E6%96%B9%E7%AE%8B-%E5%BE%B3%E6%88%90%E6%97%A8%E4%BA%AE.html
- Apple Books: https://books.apple.com/us/audiobook/%E8%81%B7%E6%A5%AD%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6-%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%80%E9%83%8E/id1562245384?itsct=books_box_link&itscg=30200&ls=1&at=1001l3bAw&ct=9natree
- eBay: https://www.ebay.com/sch/i.html?_nkw=CFO思考+日本企業最大の+欠落+とその処方箋+徳成旨亮+&mkcid=1&mkrid=711-53200-19255-0&siteid=0&campid=5339060787&customid=9natree&toolid=10001&mkevt=1
- もっと読む: https://japan.9natree.com/read/4478118043/
#CFO思考 #資本市場との対話 #投資家対応とIR #資本配分と企業価値 #アニマルスピリッツ #CFO
徳成旨亮著のCFO思考 日本企業最大の欠落とその処方箋は、日本企業の競争力や成長力が伸び悩む背景を、CFOの役割理解の不足という観点から捉え直すビジネス書である。著者は三菱UFJフィナンシャルグループおよびニコンでCFOを務めた経験を基に、CFOを単なる資金管理や会計の責任者としてではなく、資本市場と企業内部をつなぎ企業価値を押し上げる中核的な経営者として再定義する。鍵となるのがCFO思考で、冷徹な計算と強い熱意を併せ持ち、株主や投資家との対話を通じてリスクマネーを呼び込み、社内の意思決定を投資家視点で鍛える姿勢を指す。本書はCFOの責任領域、CEOとの関係、IRを含む対外コミュニケーション、そしてグローバルに通用するキャリア観までを射程に入れ、経営の実装に近い視点で論じる点に特徴がある。
本書を薦めたいのは、CFOを目指す財務人材はもちろん、CEOや事業責任者、IRや経営企画など資本市場と経営の接点に立つ人である。CFOという職能を会計や資金管理の延長で捉える限り、成長投資の意思決定、資本政策、投資家との対話が分断され、企業価値を押し上げる力が弱まりやすい。本書はその分断を、CFO思考という一貫した概念で統合し、CFOが誰と向き合い何を動かすべきかを具体的な経験に基づく言葉で示す。得られる実利は、投資家の見方を社内に持ち込み、資本配分と戦略実行の精度を高める視点であり、知的な収穫は、合理性と熱意を対立させずに同居させる経営観である。類書が会計実務や制度論に寄りがちな中で、本書は資本市場との対話を企業成長の駆動部として捉え、CFOを経営の真ん中に置く点が際立つ。経理の細かな手順を学ぶ本ではなく、財務を通じて企業を成長させるとは何かを考え直すための指南書として価値がある。