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- Amazon Japan Store: https://www.amazon.co.jp/dp/408721348X?tag=9natreejapan-22
- Amazon Worldwide Store: https://global.buys.trade/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%82%B5-%E6%9C%8D%E9%83%A8-%E5%AD%9D%E6%B4%8B.html
- Apple Books: https://books.apple.com/us/audiobook/%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%81%AB%E3%81%AF%E8%BC%89%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84-%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AE%E7%99%BA%E6%98%8E/id1614204955?itsct=books_box_link&itscg=30200&ls=1&at=1001l3bAw&ct=9natree
- eBay: https://www.ebay.com/sch/i.html?_nkw=はじめての日本国債+服部+孝洋+&mkcid=1&mkrid=711-53200-19255-0&siteid=0&campid=5339060787&customid=9natree&toolid=10001&mkevt=1
- もっと読む: https://japan.9natree.com/read/408721348X/
#日本国債 #債券価格と金利 #公開市場操作 #金融政策 #短期金融市場 #
服部孝洋著 はじめての日本国債 集英社新書は 国債を単なる国の借金というイメージだけで捉える見方をいったん脇に置き 日本国債の仕組みを入り口に金融と経済のつながりを学ぶ入門書である。債券の基本である価格と金利の関係 年限やリスク 実質金利といった土台から 国債市場を支える証券会社の役割 銀行や生命保険会社など主要投資家の行動 日銀の公開市場操作を含む金融政策の運営までを一冊で見渡す構成が特徴だ。さらに デリバティブや短期金融市場にも触れ 国債が金融システムの中心的なインフラとして機能していることを示す。著者は研究者でありながら証券会社や政策現場での経験も持ち 理論と実務の橋渡しを意識した説明を行っている。
本書は 国債の基本から 市場の担い手 日銀の政策運営 金融機関の行動 さらにはデリバティブや短期金融市場までを 国債という一本の軸でつなぎ 金融の全体像をつかませる点に強みがある。経済ニュースで長期金利や日銀のオペという言葉に触れても 腹落ちしなかった読者にとって 仕組みの輪郭を与えてくれるだろう。対象は 金融に関心のある一般読者 学生 政策関係者 市場実務を目指す人まで幅広いが とくに用語に最低限触れた経験がある人ほど吸収が速い。レビューでは 初学者には難しい箇所があるという声もあるため 章ごとに立ち止まりながら読む姿勢が向く。類書には 財政論の主張を前面に出すものや 投資実務に特化したものも多いが 本書は 国債をめぐる制度と市場の実務をバランスよく配置し 立場の違い以前に共有すべき基礎理解を整えることを狙っている点で際立つ。読後には 国債を通じて日本経済を読むための視点と 追加学習のための論点の見取り図が手に入る。