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- Amazon Japan Store: https://www.amazon.co.jp/dp/4822244695?tag=9natreejapan-22
- Amazon Worldwide Store: https://global.buys.trade/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%85%AC%E7%90%86-%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%AE%E9%8A%80%E8%A1%8C%E5%AE%B6%E3%81%AB%E5%AD%A6%E3%81%B6%E5%84%B2%E3%81%91%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC.html
- Apple Books: https://books.apple.com/us/audiobook/%E3%83%84%E3%82%AD%E3%81%AE%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F-%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AF%E6%80%9D%E3%81%84%E3%81%8C%E3%81%91%E3%81%9A%E5%A4%89%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B/id1623274810?itsct=books_box_link&itscg=30200&ls=1&at=1001l3bAw&ct=9natree
- eBay: https://www.ebay.com/sch/i.html?_nkw=マネーの公理+スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール+マックス・ギュンター+&mkcid=1&mkrid=711-53200-19255-0&siteid=0&campid=5339060787&customid=9natree&toolid=10001&mkevt=1
- もっと読む: https://japan.9natree.com/read/4822244695/
#チューリッヒの公理 #リスク管理 #損切り #資金管理 #群集心理 #
マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール は、投資を当て物の技術ではなく、意思決定の規律として捉える投機論の古典である。著者マックス・ギュンターは、スイス銀行家の流儀を下敷きに、合理的にリスクを取り、損失を管理しながら資産を増やすための考え方を整理する。本書の骨格は、いわゆるチューリッヒの公理と呼ばれる12の公理と複数の副公理で、リスク、強欲、希望、予測、パターン、機動力、直観、群集心理、執着、計画といったテーマを横断する。具体的な売買手法を細かく教えるというより、損切りや資金管理、感情の排除といった行動原則を反復し、相場で生き残るための土台を作ることが目的だ。投資だけでなく、人生の選択にも応用できるという読み方が可能な点も、本書が長く読まれてきた理由の一つである。
本書は、チャート分析や個別銘柄の選び方といった手法を増やしたい人よりも、取引の土台となる考え方とルールを固めたい人に向く。特に、損切りが遅れて大きく負けた経験がある人、相場の予想に依存して売買がぶれる人、資金管理が感覚任せになっている人には実務的な効果が大きい。12の公理と副公理という形式は、各論を体系化しやすく、読み返すたびに自分の弱点を点検できる点が利点である。内容の多くは普遍的で、株式に限らず投機一般や意思決定全般に応用できる。一方、絶対の必勝法を提示する本ではないため、全てを鵜呑みにせず、自分の売買スタイルや許容リスクに合わせて解釈し、運用ルールへ落とし込む姿勢が必要になる。同種の投資本と比べて際立つのは、予測の巧拙ではなく、負けの管理と感情の制御を中心に据えた点だ。マーケットで長く生き残るための規律を、短い原則として携帯できることが、この本の強みである。